P54晏嬰は…小さな口から大きな声を放った。「将軍はもともと君公にかわって蒙昧の民を正す者です。正すということは殺すということと同じではありません。正さずして殺せば、遺恨が生じます。…そうではなく、将軍は君公の徳を奉じ、 • もっと読む »
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宮城谷 昌光 『晏子』第1巻 新潮文庫
2008-07-16 | からnakmas | No Comments | ファイル: 本.宮城谷さん、はずれがない。すべらんな~。 p390-1「事にあたって、知力というものが勇気をともない、さらに人がなるほどと感ずる情義にそって発揮されなければならないという点で、晏弱にまさる人を見たことがないということであ • もっと読む »
司馬遼太郎 『覇王の家』 新潮文庫
2008-07-10 | からnakmas | No Comments | ファイル: 本.ひさびさの司馬遼さんでした。徳川家康が、今川家の人質になる頃~小牧・長久手の戦を経て、秀吉と傘下に入るまで、そこから一気に飛んで、死ぬ間際という流れ。 家康は、独創性がない人だったようで、三河気質と、それから戦術や処世は • もっと読む »
堺屋太一『団塊の世代』
2008-07-02 | からnakmas | No Comments | ファイル: 本.これも気になっていた作家と本。これが書かれたのは1976年(自分の生まれた年!?)。その時点から80・ 90年代そして2000年を描く”予測小説”なんだそうで。その当時ですでに、コンピュータ技術の • もっと読む »