いまどきのサラリーマンみんな読んでおいたほうがいいかも。
理由としては2つ。
1.いわゆる「終身雇用」、つまり収入や人生そのものを全て、会社に頼れる時代ではなくなったこと。
(この「終身雇用」、日本的とよく言われる。でも実は、第2次大戦後のたかだか数十年の慣習・仕組み。有史以来それくらいの期間だけのもの。ここが見落とされている気がする。)
早期退職・リストラを迫られるかもしれないし、会社の存在そのものどうなるか。。。
2.同じく関連して、定年退職した後の収入(年金)と時間の使い方。
そして、長寿社会ならではの、長生きリスク。
つまり、長生きするほど、病気が治るほど、お金がかかる状況。
この辺を社会的な保障(公的年金)にだけ頼れなくなっていること。
ということは、早い話、自分でなんとかならないといけないということ。
それがどういう方法かは、それぞれだろうけど。
表題の本で、とてもいいなと思ったのは、
(56頁)「週末起業で家族・・・・・との絆を深める人もいます。・・・・・[夫婦・子供みんなが関わって、役割を果たすこと]により夫婦の会話も増え、さらに以前よりお互いの趣味への理解も深まったといいます。」
その後続くように、サラリーマンだけをずっとやっていたら、
夫・父親の働く姿を、奥さんや子供たちは見る機会がほとんどない。
これは実は悲しいこと。
まさに「サラリーを持ってくるだけの人」。
自分で生み出したい、という思いがたしかにある。
でも、藤井さんも言っているように、
決してムリしない。
でも、サラリーマンの安定性に感謝しながら、
確実に考え、できることから動く。
さて、もう週末。どこから手をつけるか。。。
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