冬期講習から塾に来ていた生徒さん。
都立合格のための短期集中授業。なかなか緊張感がありました。
何人かの講師で教科ごとに手分けして、
講師同士で、都立もう来週ですねと話していた。
その生徒さんはどちらかといえば「頭がいい」、勉強はできるタイプ。
でもとにかく英語がキライ。とはっきり口に出して言う。
一緒に問題を解いてみると、6割くらいは最初からできていた。
でも「英語はキライ」と言う。
正解していることも認めることができない。
こういう状態を、「メンタルブロック」と呼ぶことがあります。
言い換えれば、「思い込み」とかですが、
「内制止」という言い方があって、
特に発達障がいとタッグを組むと、せっかくの可能性や才能があるにもかかわらず、
自分で前進を止めてしまったり、かなり強固な壁として成長を妨げることは、
想像しやすいと思います。
何かのきっかけがあったとか、原因論ではなくて、
これからどうなりたいのか、どんな目標を達成したいのかを見定めながら、
試行錯誤していくことが大切ですね。
そんな状態でも約2か月間、塾にしっかり通って、本戦に挑もうとする生徒さんを、
心から尊敬します。
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