高度成長期の日本はやっかまれて、
「日本人は働きすぎ」とバッシングされ、
結果、大企業を中心に、週休2日が標準のようになり、
国民の休日なるものがバカバカできて、
1年の中で毎月のように3連休が現れる。
プレミアムフライデーなるものが今年始まるらしい。
金曜は午後3時までの勤務って、
なんでそんなところまで、国やら経済団体の指揮の下で、
決められないといけないのか、と思ってしまった。
毎週のように2日、3日と決まった曜日に休みが欲しいわけではない。
仕事ができることに喜びがあるし、その中で学び、
自分の成長を感じられるのも貴重なことだ。
何より、役割や売上の大小に関わらず、
1つの仕事を最初から最後まで責任をもって行うことは、
大きな達成感を得られるものだ。
特に子供が小さい時に、
家族の中での役割を果たすために、必要な時に休むことができるかどうかが重要だ。
1ヶ月くらいの休暇を取ったり、旅行に行くために、
日本人は会社を辞めるという選択をするようだ。
予想よりも多くの人が。
仕事をちゃんと整理して、1ヶ月程度の休暇を何年かに1回でも取れる、
それが許されるような組織を作ることができたら、
わざわざ会社をやめるという大きな舵を切らなくてもいい。
働き方改革という言葉が新聞の中でもたくさん見られるが、
企業側と現場というか、個人との現実はなかなか本質を捉えられていないようだ。
日本人は働きすぎか、働かなさすぎか。
自分は働きすぎているのか、まだまだ働くべきなのか。
どちらでもない気がする。
自分でできることを着実に増やすこと、成果を上げられるようになること。
そして、自分と家族に必要な休暇を確保できるようになること。
少しでも早くそうなりたい。
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