10年ほど前に、その当時お邪魔していた70歳代のお客様が伝えてくれたこと。
「お子さんは5年生の時に、人生の目標を決めさせた方がいいわよ。
その目標に向かって、何を勉強しなければならないか、そのためにはどこの学校に行くべきかを考えるの。」
その方には2人の息子さんがおられて、1人は有名な大学の教授、もう一人はたしか大企業の重役になっておられていて、
その教育方針に沿って育てた成功例を示してくださった。(単なる自慢話でなく、すがすがしい気持ちで聞かせて頂いた。)
その教訓は、やけに私の中に根付いて、その当時上の子は生まれて間もなかったが、
そうしようと決意まではいかずとも、それに近い気持ちを持ったことを覚えている。
実際に、娘が今その5年生になっている。
この話は都度都度彼女自身にもしていて、「将来何になりたいか決めた?」と何度となく尋ねてきた。
それこそ「ケーキ屋さんになりたい」「お花屋さんになりたい」など紆余曲折を経て、
なんとかそれが固まったらしい。
何に固まったかは、本人に公表の許可を取っていないので、ここまで書いておきながら控えさせていただきます。
ただ、特にこの1年くらいに出会った人々と与えられた貴重な機会に心から感謝したくて、それらが彼女に特別な影響を与えてくれていることは間違い無い。
正直なところ、親が何かをしたかというと何も…。この考え方は子どもが生まれた頃からたしか夫婦で共有していて、いろいろな機会を持たせてあげようとしてきた程度。
大切なのは、彼女がその目標に向かって、どう考え続け、どんな行動を取り続けるか。目標が途中で変わっていいことは伝えてあるけど、変わるきっかけが「逃げ」であってはいけなくて、変わるまでは脇目を振らずに突き進んでほしい。
何となくだけど、子どもの誕生日前に書かせていただいた。
My wife and I have hoped to achieve a thought since her birth, that my daughter sets a goal to have a specific occupation until 5th grade in elementary school. It’s almost done.
But a more important thing is that she will keep walking the way and doing all she can in each moment of her life.
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