山本一力『いかだ満月』
落語「血脈」でも”民間の賊”と呼ばれる鼠小僧次郎吉、ではなく、
彼の奥さんと息子の話。
物語の始まり方は、とてもいろいろな方面からで、ちょっと不安になりながら。
でも、これとこれはこういう関係なのかと、1つ1つつながってくると、お~という快感。
こういう展開が一力さんはできるんだよね。
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