この物語、漆の実がみのらないで終わってしまう。
著者が病気で未完成のままだったようだ。
どうりで、下巻を残りを見ながら読み進むと、
「このままじゃ改革の成功を見れないで終わりそう」という不安がどんどん強くなっていく。
案の定、あのJFK(阪神のじゃなく)もお手本にしたという改革は尻切れで。。。
でも、決して順調なものでなく、
むしろ人災・天災にこれでもか!!というくらい見舞われた中での取り組みだったようで、
100年ほども借金漬けになった国(藩)を背負おうと、そして立ち直らせようとした、
その気概だけでも、上杉鷹山と彼と共に推し進めた人たちはすごい、と思わせられる。
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