昨日の午後はまったく集中できなかった。
テキストを読んで、理解して、記憶に留めないといけないのに、
まったくできなかった。
どうするかと考え込んで、
午前中聞いていたラジオ番組、J-wave Tokyo United にヒントがあった。
何度聞いたかわからないくらい聞き込んだ音楽を流しながら、勉強すること。
音楽にせよ、ラジオや落語なんかのしゃべりにせよ、初めて聞く音源というのは、
聞き取ろうとしたり、理解しようとして、そちらに意識を向けないといけない。
抽象的な言い方をすると、まだ自分の中に入ってきていないというか、
自分の一部になっていないので、「ながら」ができない。
ではなくて、少なくても過去に1度は聞いたもの、できれば聞き込んだもの、
さらに心から気に入っているものであれば、「ながら」ができるし、
気のせいかもしれないが、集中力を高めて、効率を上げてくれるような。
番組の中で紹介されていたTake6 “JOIN THE BAND”は、たしか高校生の頃出会ったアルバムだった。6人の声を重ねていながら、あれだけの透明感と、同時にあの広がり。
アカペラ・ゴスペルの世界を初めて見せてくれた1枚かもしれない。
この1枚からもらったものは、音楽面にとどまらない。
○人種に関する考え方。特に黒人にとって人種の問題はこんなもの、こうなったらいいなという望みを#10 ‘HARMONY’という曲から教えてもらった。
○ちょうどその頃、バプテスマ(浸礼)を受けて、クリスチャンになった。#6 ‘I’VE GOT LIFE’ から、クリスチャンになるって、命を神様からもらった心境になるのかと。
○聖書にもほとんどなじみがなかったけど、#4 ‘IT’S GONNA RAIN’ は、方舟を作って、雨が降り始め、どんどん洪水になっていく光景を見ているノアの心境を垣間見た。
ついでに聖書の場面描写からいくと、他のアルバム”TAKE6″の、そのままのタイトル’David And Goliath’ で、石投げを振り回す音の迫力はすばらしい。
話題が流れていきましたが、Take6はじめ長年聞かせてもらった方々から集中力をいただいています。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。