なんとなく/ぼんやりを、見えるようにして、できるようになる

2023-03-03 | からnakmas | ファイル: Learn / 学び, 未分類.

いろいろな生徒さんと一緒に勉強していると、
正解や点数の良かった時は喜んで、
不正解な問題、そしてテストの点数が悪かった時は、見ないことにする、
「まーまー」と言ってごまかす、自分にはどうせできないとあきらめる。
そしてどの段階で間違ったのか分析して解き直すことはしない、
こんなことがとても多いものです。

自分と向き合うこと、特にできないことを直視して、
どうしてできないのか、逆にどうやったらできるようになるかを考えるのは、
そんなに簡単なことではないですね。

しかし、もし成績を上げたいなら、行きたい学校に合格したいなら、
こんな状態を繰り返していては、その場で足踏み、もしくは遠ざかっていくだけです。

ただし、他人から指摘されるだけでもやはり効果はありません。
「点数が悪くて、親から叱られる」
テスト直しのレポートが宿題として出されることが多い
(新教育課程の「思考力」を満たすために。。。)ですが、
これだけでは、やらされている感なんですよね。

そこでよさそうな方法があります。
よさそうな、というのは、勉強する本人が、
自分で得意/不得意を確認できて、どう変化していくのかを見ていける、ということ。

ドラゴン桜2で紹介されている「受験マトリックス」です。
①習得が必要な分野を付箋に書き出す

②1つずつを、縦軸が得意/不得意、横軸ができた/できなかったのマトリックス表に貼り付ける
ここまでが現状分析

③優先順位を決めて、1つずつ学習していく
 優先1位:得意-できなかった
 優先2位:不得意-できた
 優先3位:不得意ーできなかった
 ⇒できることを少し頑張ればできるところから増やしていくイメージ

④1つずつの項目ができなかった→できた、不得意→得意と変化があれば、
 その都度、付箋をその場所に張り直す。
 目標はすべての項目が得意ーできたの欄に貼り付けられること

劇中では、大学受験が対象で、スマホで都度写真に収めて、とやっているいるが、
壁に張り出してもよいでしょうし、
小学生、中学生でも使える気がする。
だれでもができるものではないかもしれないが、結構汎用性が高い方法。

得意も不得意も、ぼんやり、何となくではなくて、
何ができて、できていないのかを明確にして、
できるものは伸ばす、できないものはできるようにしていく。
この動きをやっていくと、目標に間違いなく近づきます。

※マトリックスは簡単に作れるくらい、単純なものですが、
こちらは分かりやすく作ってくれています。

※元ネタ:三田紀房公式ホームぺージ


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