私立中学編入試験、その結果は…

2024-07-17 | からnakmas | ファイル: Learn / 学び.

お子さんがマイペースだったり、おっとりしていたりで、
私立小学校もしくは幼稚園をお受験して、
またはそれほど高くない中学受験で、
内部進学で進めるうちは、のんびりではないけど、
お子さんのペースで成長していけることを願っている、
または実際、そういった道を進んでいるケースは、
特に東京や首都圏では多いでしょう。

しかし、近年、いわゆる中堅校が、
国際色や進学色を出していくために、
小学校までの、どちらかといえば、ゆったりペースから急変して、
中学から成績重視、難易度の上昇といった急激な変化が起きているケースは、
かなり出てきました。

それにより、生徒さんによっては、
学校のペース変更と要求される基準が上がったことについていけない!
耐えられない!
といった状況も生まれてきています。

私立学校が自分のところの方向性を変えることは自由です。
それでも、元々の雰囲気や方針が気に入って長く通ってきた生徒さんと、
親御さんにとっては、期待していない変化、もっといえば迷惑な話です。

編入試験のご相談

そのようなケースにあてはまる生徒さんが6月に面談に来られました。
私立小学校から内部進学で中学校に上がったけど、
とてもではないが、学習のスピードと量、レベルについていけないとのこと。
面談の時点でははっきり決まっていなかったようですが、
まもなく明確に、「別の私立中学への編入試験を受けます」と決断されました。

中学の編入というと、海外赴任から帰国しての編入のケースが一般的にも多くて、
実際にそのケースの編入試験には関わらせていただいたことはありましたが、
国内での編入はあまり聞いたことがなく、
調べてみると、都内でも数えられるくらいの数校が、編入試験を用意しているようです。

東京私立中学高等学校協会: 転・編入試験について

今回のご家庭の場合は、
以前から高校入試を受けることを考えていた学校に、編入試験があることを見つけ、
生徒さんと、ご家庭の状況を、穏やかなものに戻すために、
どちらにせよ苦渋の決断で試験を受けられることを決められました。

編入試験への取り組み

約2週間、実質は今の学校の試験休みになる、賞味の直前1週間での試験勉強!
試験内容は「国数英3教科、1学期期末範囲」ということだったので、
・数学は計算方法の基礎見直し
・英語は基本文法と表現の確認
・国語は読み飛ばし傾向があったので、丁寧な読解
を着実にこなす形にしました。

もともと素直で真面目な生徒さんだったので、
見事に着実にこなしてきました。
試験前日という直前まで、解答した答案を添削を受けるために、
自分でデータで送信してくれました。

こまかい所の抜けはありましたが、
まぎれもなく、高レベルな学校の要求に応えようと、
一定期間がんばってきたことは本当のことで、断片的にできていた点を線につなげられて、
基礎的なものは、自分でもできる!という自信と安心につなげられたようです。

そして試験当日。
その日の内に結果のお知らせが電話であったようで、
お母さまからわざわざご連絡いただきました。
結果は……見後に合格!

編入試験を終えて

生徒さんも、もちろん親御さんも、編入試験の合格をとても喜んでくださいました。
結果が出たすぐ後、生徒さんが授業に来て、最初の一言は、
満面の笑みで「うかっちゃいました」でした。(本当にほほ笑ましたかった)

ただし、現実にはたと戻って、編入入学に向かって動いてみると、
それほど道のりはすんなりと行くものではありません。
自分のペースに合わない勉強を離れられるのは間違いなくプラスの要素ですが、
それ以外の、友達や部活、これまで楽しみにしてきた部分から離れなければいけない
という決して受け入れやすくない現実があるからです。

持前の素直さと、試験のための勉強をやり通せた自信で、
気持ち的にも、環境面でも、乗り越えていけることを信じています!

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