一緒に勉強している生徒さんで、いわゆる不登校の子が、
今年は多いようです。
原因の順位とは関係ないですね。
「無気力型」とかの分類も世の中はしがちですが、それもどうでもいいです。
その子たちが落胆したままにならず、
彼らは否が応でも大人になり、10年と立たずに世の中を歩いて行かないといけなくなります。
(今も世の中の一部ですが)
自分で歩くべき方法を決めて、歩き始める、歩き続けられるように、
一緒に歩くだけだと考えています。
ケースその1:学校の授業や部活、そして友達や先生についていけない
授業の朝に「塾には行く」と言いながらも、
授業に近い時間になると「やっぱり行けない」となってしまう。
親御さんと話したり、家に電話したり、という対応をしていますが、
ある時は電話の向こう側で怒鳴り声が聞こえてくる。。。。
家の中も雰囲気悪くなりますよね。。。
対策の1つとして、授業ではなくて、とりあえずに話そうよ、
という提案をしています。
いつか気持ちが切り替わって動き始めるのを願いながら、根気強い対応が必要です。
ケースその2:理不尽な学校や友達の対応
最近で一番理不尽だと感じたのが、ただ単にクラスや学校に包容力がないこと。
学校に行ったり行けなかったりのある子は、クラスの子から
「運動会で負けたくないから、当日だけ来るのはやめてよね!」と。
たまたま学校に行けたその日が、運動会直前という”悪いタイミング”とはいえ、
そんなことは”人を育てる”という観点からはどうでもよく、
そんな風潮や発言が簡単に出てしまうクラスに問題があるとしか思えないのです。
学校に正規の形で行かなくても、自分で生きる道を作っていくのが、
または別の人間関係と生きる世界に目を向けて、一緒にに授業を始めています。
ケースその3:勉強に付いていけなければ、行きにくくなる
当たり前といえば、ごく当たり前。
まじめな子ほど、「学校は勉強するところ」というのを真正面から受け止めています。
だからこそ、勉強に付いていけない自分に気づいたところから、
学校に行きにくくなるし、足も気持ちも向かなくなり、止まってしまいます。
私立中学校にありがちな、勉強できない子は進学できない、
学校からお引き取りいただく、とそんな空気にさらされてしまいます。
そんな生徒さんの1人は、親御さんの協力を得ながら、他の進学先を探し始めているようです。
決めるところまではご家庭にお願いしないといけませんが、特に学習面では必要なことをはっきりさせてサポートしていきます。
タグ: #不登校, #原因や分類じゃなく, #学習障がい, #発達障がい
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。