この数か月、ある中学生と勉強しています。
偏差値で言うと59~64くらいの、難しいレベルの中学受験を突破してきている子なので、
基本的には学習能力に優れていて、特に理数系は苦にならない。
しかしながら、中学に入ってから英語がわからない。テストで点が取れないと悩んでいました。
元々の特徴
体験授業から始まり、授業をしていてわかってきたことは、
・単語や文法などはかなり蓄えられている
(ぼそぼそと話す特徴があって、質問に対して小声で、でもタイミング返してくれるます)
・せっかく蓄えている知識を、苦手意識などのメンタルブロックでうまく使えない
(言ってみれば、壁はこれだけ)
授業を数回目でわかってきたのは、
いわゆる謎解きが大好きで、そのためにイベントなどに出向いたり、
自分で問題を作ってしまうくらいのレベルであること。
つまり、情報収集能力と推理能力に長けている。
行っている授業方法
そこで取った授業方法として、
1つの文法事項に、2~3個の例文を示すこと。
これにより、自身の中で、違いを推理し見つけて、
この場合だったらこうしたらよいというパターン化。
学習の狙いとしては、
これまで蓄えている知識をつなげていき、小さい達成感。
「なんだ、こうやったらよかったんだ」
「これなら前からわかっていた」
と気づいてもらうこと。
まとめ:発達能力的な傾向
初対面で、信頼してよいかわからない人には、
話さない(話にくい)、聞かれたことをはぐらかす傾向が強かったのですが、
回を重ねることにより、コミュニケーションもスムーズになってきていて、
これからの定期テストで効果を計るのが楽しみです。
(即効力を期待した学習ではないことはご理解ください)
タグ: 中学, 学習の壁, 学習障がい, 発達障がい, 英語
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