「頭の良さ」を決めるのは生まれか?育ちか? 中野信子氏が解説する、母親父親それぞれから「遺伝」するもの 2021年6月10日 遺伝と環境の問題 #2/3
この文章の中で、中野さんがこのように言われている。
高校までのお勉強は、先生の言うことを、基本的には「はい、そのとおりです」と頭から信じるところから始まったと思います。けれども、大学ではそうとは限らない。少なくとも、自然科学における研究というのはそうではありません。
おそらくこれに近い考えの人が、特に日本人の中には多いんだと思う。
でも、この考え方である限り、思考力を持つ日本人は相当に限られて、
まったく裾野が広がっていかないと危惧する。
思考力とは、をまず定義させてください
モノを知っていることではない。
知っていることから何かを生み出せること。
もしくは、0(ゼロ)から、または経験のないことでも、
それまでに蓄積してきた材料や情報を使って、別のものを生み出そうとする力と考える。
思考力をいつ(までに)身に着けるべきか
どの学校の段階にいようと、もっと言えば、いわゆる「就学前」だろうと、
少しでも早く、思考力をもつ人間になることが何としても大事。
生まれたての小鹿が、敵から自力で逃れられるように、生後数時間で自立して、
走れるようになる。
今の平和な日本では、いきなり襲われることはないだろうから、
どちらかというと、思考力を早く身に着けることが、その代わりの義務のような気もする
参照:草食動物の赤ちゃんはなぜ1~2時間で歩く?
思考力がないが故に。。。
思考力がないが故に
小学生も、中学生も、学校の勉強に苦しんでいる。
縁もゆかりもなく、何の身体性のない英単語を記憶しないといけなくて、
なぜそれを覚えないといけないのかも考えられずに、
英単語は覚えられないけど、その代わり自分はこんなことができると、
代替案を表現することができずに苦しんでいる。
思考力さえあれば; 大人が子供にできること
大人が、その他にも応用が効くものとして、
型や指針、枠組みを伝えられたらよいのだけど。
本を読めたら、たくさんの本に触れたら、こんなに世界は広がるんだ、
と伝えられる大人が少ないんだろう。
別の例では、同い年の夫婦に4人子どもがいて、
父親筆頭に、子ども全員が剣道をやっている。
小さいころから始めて、中学高校まで。
辛さの中の楽しさなのか、
汗臭い防具の中に充実感なのか、
所々格子にさえぎられた視界から、人としての道をなのか、
何かが見えているのだろう。
だらだらと書いてしまった。
とりあえず自分は、目の前の生徒と、
一緒に、正確に、問題文を読んで、
できるだけ自由に、楽しく考えて、
出題者の意図に合った答えを書いて得点につながるように
サポートしたいと思います。
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