権利と義務について考えることありますか?

2022-03-02 | からnakmas | ファイル: こころの動き/Thoughts, 傾聴 / Active Listening, 未分類.

有給休暇とか、ワークライフ・バランスとかは、
全て”権利の主張”なんだと思います。
少し話は飛びますが、お正月のお年玉もそれに類するのではないかと思います。


「権利」の反意語は、たぶん学校の授業で習います。
「義務」ですよね。

権利と義務はどちらが先か?

生まれたばかりの赤ちゃんであれば、生きるために、
世話をしてもらう「権利」を要求してよいと思います。

しかし、物心ついて、自分でできることが多くなり、
大人に向かっていくつれて、「義務を果たした上での権利」、
つまり自分ですべきことやった上での「権利」と考えるべきです。


先ほどの挙げた「有給休暇」。
その人を雇っている会社は、「休み取ります!」という要求を受け入れて、
さらにその日の分も払うわけで、会社にとって必要な売り上げにつながる要素はなく、
デメリットしかない。

その日の分まできっちり仕事を終わらせるとか、
売上やコスト削減を果たした人に認める「権利」ととらえるべきではないでしょうか?


ワークライフバランスも同様です。
限られた時間の中で、これだけの成果を出しました、
だから早く仕事を切り上げて、家族との時間を過ごします。
この主張であれば、会社は受け入れやすいはずです。

学生の権利意識

数年前ですが、電車の中で、学生と思しき2人会話していました。
「有給取りやすい会社じゃなかったら、働きたくないよ~」
それを聞いたもう1人も、当然だよねという雰囲気で話していました。
えーと、まだ働いてもないし、どれだけの成果を出せるかも示していないのに、
この会話??と思いました。


お年玉の例も出しましたが、もらえて当たり前、ではなくて、家族の中で、子供なりの役割を果たしているからこそ、もらえるものと考えられたらいいなと。


そんなことを思うに付け、
「権利」と「義務」を人がどうとらえているのかが気になるのです。

人間関係、組織のベースとなる権利と義務のとらえ方

義務を果たして、権利を求める
この考えがベースであり、鍵になって、
お互いに気持ちいい人間関係、
居心地がよくて、成果につながる組織になると信じています。


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