この写真、かなり衝撃的。
独身で恋人もいない。彼が子供の頃に両親は離婚し、それぞれ再婚していることもあって、どちらの実家にも帰りづらい。結果としてNさんは、毎年正月休みになると、自宅のワンルームマンションで過ごすことになる。
普段は仲のいい友人や同僚も、この時期は彼の相手などしてくれない。正月休みの1週間、彼は完全な孤独状態だ。
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横浜相原病院院長で精神科医の吉田勝明医師が解説する。
「実際問題として、年末年始にNさんのような状況から自殺に走る人は多い。原因として強い孤独感があるのは事実だが、その背景には新しい年への“気持ちのリセット”がうまくできないという問題がある」
特に日本の正月には他の月初めと異なり、身の回りのあらゆることをリセットするという意味合いがある。Nさんのような人は、これがうまくできないのだ。
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「普段は会社のために頑張っているんだから、年末年始くらいは自分のために自由に過ごせばいい。今しなければならない仕事はないんだから、こんな時こそ自由に時間を使ってほしい」と吉田医師。
1週間後には嫌でも会社が始まる。そこにはストレスも待っている。それまでのほんのひととき、心安らかに、自分のために過ごしましょう。よいお年を-。(長田昭二)[ 2010年12月28日17時00分 ]
こういう記事を読むと、「人が一人でいるのはよくない」という旧約聖書の言葉を思い出す。
結婚する、家族を持つ、友達を作る、こういうことをするのは、
つまるところ、人は1人では生きられない、だから孤独を感じないため。
ただ孤独を感じないために、何も考えず、何も行動せず、ただ待っているだけでは、叶えられない。
努力やら工夫やら問題解決やら、そういうものが必要になる。しかも間断なく。
そこを見落とすと、人といつも一緒なのに孤独を感じるようになってしまう。
だめだ、否定的な方からしか考えられてない。私にもリセットが必要。。。
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