実際のところ、自分はあてはまらないけど、
知り合いの中には、創業者の跡取りや偉大な父母の子というような人たちがいる。
かといって、彼らが1つの型にはまるかというとまったくそうではない。
端的にいって、先代の影響をモロに受けてしまっている人と、
そんなのはものともせず自分の道を歩んでいる人と。。。
この物語の主人公は、成り上がって一国の主となった父親をもちつつ、
自分の立場・役割に悩みつつ、進むべき道を決めて、突き進んでいった二代目。
結局、お家は潰してしまう。けっこうあっさり。
でも、彼の魅力に惹かれる人々、お家再興を目指す人々、
そしてただ戦場(死に場所)を求める人々が、時代の流れも相まって集まってくる。担がれる。
でも彼はその戦場を自分の才能を試す機会と捕らえる。
生まれて初めておもいっきり才能を試そうとする。
こんな人生もありかなと。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。