前回のつづき。
イメージとしては、今回読んだ『項羽と劉邦』や『坂の上の雲』
戦争の物語って、見方によっては、ひどく退屈になる。
戦争真っ只中で、そんなもの読もうとはしないだろうし、
逆に平和の真っ只中で、進んで読もうとする人もそれほど多くないだろう。
でも、人間の歴史≒戦いの歴史。
正直なところ、上の2作品は、
途中「もう少し縮められたんじゃないの、司馬さん?」
という気持ちになる瞬間もあるけど、
ああいう形で戦争の記録(物語やいはゆる小説というより)として、
描いてくれるのは、本当に感謝したい。
「記録」とはいえ、
多分に、教訓や思想を盛り込んでくれているので、
決して鵜呑みにしようとは思わないけど、
人間としてという部分を学ばせてもらっています。
【モルモン書 p.181 エノス1:23】「それで、非常に厳しく、戦争と争いと滅亡について説き、預言し、・・・・・これらすべてのことを絶えず思い起こさせ、・・・・・絶えず彼らを奮い立たせるほかに、方法はなかった。これらのことと、きわめて率直に語ることのほかに、彼らが速やかに滅亡に落ちて行くのをとどめる方法はなかった。」
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